春風が舞う頃には

北原愛子( Akiko Kitahara ) 春風が舞う頃には歌詞
1.春風が舞う頃には

作詞:北原愛子
作曲:長幸一

あなたの中に私はどれぐらい居るのでしょうか
その瞳はいつも寂しそうで
いくつも痛みを知るから優しくなれたんでしょう
その痛み あなたの分も愛せたら

自分を隠すあなたと
自分を出せない私
似ていて あと少し近付けなくて もどかしい

春風が舞う頃には この恋がほんのりと色付きますように
私だけに見せるその表情で 何度でも魅了されていたい
淡く香る桜の季節よ

抱いた夢を捨て切れず 失ったものも多くて
想い出に出来るほど強くはない
恋の痛みをいくつ知れば 終わりのない世界に
辿り着くことが出来るのでしょうか

夕陽を眺めていると自分が凄くちっぽけで
永遠を願うよりもこの瞬間を信じていたい

春風が舞う頃には その肩に寄りかかって腕絡めていたい
誰にも見せたことのない部分 ギュッと深く愛して欲しい
甘く甘く溶け合うように

春風が舞う頃には この恋がほんのりと色付きますように
心の隙間をこの想いで あったかく包んであげていたい
あなただけの私になりたい

春風が舞う頃には この恋がちゃんとあなたに届くように
この風に乗せ 祈りとキスを そっとあなたに送りましょう
その痛みや寂しさ 涙 悲しみも
全部 全部 この愛で消えますように


2.雪

作詞:北原愛子
作曲:高森健太

一筋の雲 冷たい風
静けさに包まれる帰り道
いつもの景色 いつもの電車
人ごみの中なのに寂しくて

クタクタに疲れた日はあなたを想う

ah…今年最後の雪がこの街に降りました
今 あなたはどこにいるの?
最後のぬくもり思い出しながら
一人にまた慣れて行くのでしょうか

傷つく度に立ち直って行く
傷つかない振りも上手くなる
スケジュール帳をいっぱいにして

何かから逃げていただけ

やけに今日は周りが幸せそうで

ah…今年最後の雪がこの街に降りました
まるで あの頃と変わらない
もしも叶うなら最後にあなたを
傷つけてしまったあの日に帰りたい

ah…今年最後の雪がこの街に降りました
今 あなたはどこにいるの?
最後のぬくもり思い出しながら
ah…一人に また慣れて行くのでしょう

もしも叶うなら最後にあなたを
傷つけてしまったあの日に帰りたい